スペシャリスト最新事情
ジェネラリストとスペシャリストというのは古い対語かもしれない。
俺はITの仕事を長くやってきたし コンサルタント業(ITコンサルタントー>キャリアコンサルタント)もかれこれ20年近いから 職歴としてはスペシャリストといえるんだろう。
複雑な現代社会に対応して職種はより細分化され スペシャリストが増えてきた気がする。
スペシャリストは どちらかというと腕に職を持ち チーム組織力よりも自分の腕を信じ 自分のライフスタイルやビジネススタイルを組織規律よりも重んじ 束縛や規制を嫌う。
自由度が高い裁量権を与えると時としてすばらしい力を発揮するが 逆に制限するとモチベーションを失い萎縮してしまうことが多い。
したがって真のスペシャリストは組織の中にいて これまで窮屈な思いをして来た。サラリー面でも不利を強いられることがまま起こった。
所が最近は転職の普及でスペシャリストの事情が好転してきたーーー
1 彼らはスペシャリストとしての自分の腕を最大限生かせるビジネス環境を求めて 躊躇無く職場を移動するのだ。職場のノウハウを吸収しつくし天井が見えると新たなノウハウ・スキルアップを求めて職場を変える。
そんな さまよえるオランダ人型スペシャリストがだいぶ増えてきた。
もっともこれはシリコンバレーでは20年も前に起きた現象で
シリコンバレーのスペシャリストの間では 君 2年も同じ会社にいるなんてよっぽど能力が無いんだね と馬鹿にされたくらいだ。
日本でも近い将来そんな状況になるだろう。
2 上記からスペシャリストの転職回数は当然増えてゆく。
日本では未だに年功序列の面影をとどめ 処女性を重んじ 転職回数を嫌う。 アメリカの生涯転職回数は11回だが 日本ではまだ4回程度だ。
所が極最近 日本でも脳ある経営者は 真のスペシャリストであれば転職回数をマイナス要素として考えず また サラリーも高額で雇いだした。
これは良い傾向だ。
無意味にリセット転職する根性無しとは区別しなければならないが 転職の仕方によっては 人材を高く評価する傾向は技術進歩やスペシャリストの育成上重要だ。
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